週刊中年オッサンデー

中年おっさんの趣味や日々のくだらない話

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駆け抜けた日々、ただ思い出しただけ

もう何十年と聴いてない...というか忘れかけていた。

先日、急に思い出したかのようにサビのフレーズが蘇ってきた。

 

『おお~、懐かしい』と早速ネットで検索して聴いてみた。

(ほんと、便利な世の中だな)

 

あなたはあの日の夢をかなえたかしら

輝く瞳と夢中になるクセ 変わらずにいてほしい

ふたりでよく来た店はもうないけれど

はじめてキスした並木道だけは 今もあのセピア

1984 見つめ合うだけで 愛していると信じていられた

1985 ニューイヤーを待って抱きしめ合ったね

 

駆け抜けた日々 ただ思い出しただけ

心は 振り向くこともあるのね

楽しかった日々 ただ思い出しただけ

さみしいのは 顔だけが思い出せなくて

 

『思い出しただけ』 今井美樹

作詞 戸沢暢美 作曲 佐藤 準

 

1987年にリリースされた今井美樹の2ndアルバム『elfin』に収録された曲で、

楳図かずおの漫画『漂流教室の実写映画版の主題歌だった『野生の風』に感動して聴いたアルバムがこれだった。

当時、女優やアイドルは歌が下手なのは当たり前だった時代に、今井美樹の歌唱力の高さと透明感のある声に感動したものである。

 

作曲が浜田省吾の名盤『SAND CASTLE』のアレンジとサウンドプロデューサーを務めた佐藤準

流石、いいメロディー書くね~!

 

作詞の戸沢暢美さんはよく知らなかったので調べてみたら、嵐の『感謝カンゲキ雨嵐』等のジャニーズ関連の名作も数多く手がけていたようだ。

特に目を引いたのは、渡辺美里のデビューアルバムのタイトル曲でもある『eyes』の歌詞を手がけていた事だ。

渡辺美里本人が書いたと言われてもまったく疑いも持たないくらいリアリティに溢れている。

そして既に亡くなられていた事にも驚いた。(2012年に癌のため死去)

 

この曲を聴いていた当時はまだ大学生だったかな…。

なんだか当時付き合っていた彼女に問いかけられてるみたいな歌詞に、胸締めつけられそうになる。

 

 


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