週刊中年オッサンデー

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その日海からラプソディ 思い出の名曲~夏のうた⑫

先日加山雄三のラストコンサートが行われたようだが、今度は野外フェスに出演するらしい。

85才という高齢の上に、脳梗塞を患って一時は寝たきりの状態からよくもまあ復活してステージで27曲も歌い上げられるものだ。

さすがに若大将と呼ぶのには痛々しさもあるが、この年齢までイメージを守りつつ歌い続けてきたことには驚きでしかない。

24時間テレビで『サライ』を歌っている姿を見た時は、バーチャル映像かと思ったが、実際今回のコンサートではバーチャル若大将も登場したらしい。

 

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加山雄三といえば『君といつまでも』や『ぼくの妹に』等、数々の名曲を生み出しているが、俺が一番好きな曲は『その日海からラプソディ』だ。

小学生の頃、ラジオから流れてきたポップでメロディアスな曲に一瞬で引き込まれた。

子供ながらに『加山雄三』のレコードを買ったり、部屋で大音量で聴いたりする事には恥ずかしさを感じていたので、AMラジオから録音したカセットテープを密かに聴いた。

夏休みだったかな....。

初めて与えて貰った自分の部屋のベッド上で、何度もカセットテープを巻き戻しては聴いていたあの頃の夏の匂いが蘇って来るんだよね。

明るい曲なんだけど、なんだか泣けてくるんだよ。