終戦
楽天に痛恨の逆転負けで、マリンでの最終決戦に持ち込む前に今季は終戦です。
悔しいし、非常に残念ではあるけどもこの時期まで楽しませてもらった事には本当に感謝しかない。
まあ、今年はリーグ優勝してはいけないような内容だったかな、と個人的には思ってたけど....。
井口も言ってたように小島以外に貯金を作れなかった不甲斐ない先発陣、ここぞという時に点を取れない、今ひとつ伸び悩んでいる若手野手陣など、マーティン、レアード頼みで救援陣の踏ん張りがなければこの位置すら危うかったでしょう。
他チームを見てもケガ人や外国人が合流できなかったりといった事もあり、自滅してくれた部分も大きかったのでは...。
9回打ち切りの延長なしも、長いイニングを期待出来ない先発陣のマリーンズにとっては助けられたかも。
昨年あれだけカモにしたオリックスが今年は別のチームのように粘り強くなり、終盤までの戦いぶりを見ていても、優勝に相応しいのはオリックスの方だなと思ってしまいました。
やはり、山本と宮城という確実に価値を計算できる左右の柱がいるのはでかい。
杉本もあそこまで覚醒するとは思わなかったし、吉田が離脱しても他のメンバーがカバーして勢いが落ちなかった。
まだCSが残っているとはいえ、これだけ打てないマリーンズの攻撃陣と投げてみないとわからない不安を抱えた美馬や二木、岩下等の先発陣を見ちゃうと、とてもCSを勝ち抜くのは厳しそうかな、と正直思っちゃうね。
安田や藤原、山口、和田のような将来を担う若手にはもっと元気にプレイして欲しい。
西岡や今江が出てきた時のようなギラギラとした躍動感が彼らには欠けているように思う。
画面越しに見ていても何としても優勝してやるんだ!という熱い思いが伝わって来ない。
まあ、これはバレンタインと井口の現場でのマネージメントの違いというものも反映されているのかなとも思うけど、先頭に立って引っ張っていってくれるような熱い男が生え抜きの若手野手陣の中から出てきてくれる事を願う。