週刊中年オッサンデー

中年おっさんの趣味や日々のくだらない話

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セシル/クリスタルキング 80年代の名曲~夏のうた②~

クリスタルキングと言えばアクの強い高低音の対照的な2人のメインボーカルをフューチャーしたバンドで有名だが、この曲はその2人をパックコーラスに従えてギタリストの山下がメインボーカルを取った異色の曲で1982年にシングルとして発売された。

 

当時流行っていたシカゴのアレンジをパクった取り入れたメロディアスなナンバーは、それまでのクリスタルキングのイメージからはかなりかけ離れていて、実際初めて耳にした時にはいったい誰の曲なんだろう?と探したものである。

 

中学生だった俺はラジオから流れていたこのメロディーに心を奪われてしまい、捜し求めてシングルレコードを手にしたのは夏休み最後の日だった。

24時間テレビを横目に夏休みの宿題に追われていた日の夕方近くだったと思う。

 

去り行く夏と長期休暇の終わりの虚しさを噛み締めながら聴いたこのせつなくて甘いメロディーが胸にしみわたり、何度も何度も繰り返し聴いた。

 

さよならセシル 渚に今思い出を集めて

君の書いたダイアリー読み返すよ

サーフボード海に忘れ抱き合った夏の日

熱く燃えたくちづけが戻るようさ

Summer Time 君はサリーを脱いで 甘く焼けた素肌を寄せたね

I Love you my sweet cecile 君は愛のフォトグラフ 

渚ににじむ  I say good-bye

I Love you my sweet cecile 君は愛のフォトグラフ

心の岸辺に涙を

 

セシル/クリスタルキング  詞 大津あきら  曲 山下三智夫

 

 

オッサンになった今でもこの曲を聴くたびにせつなさがこみ上げてきて、
若かりしあの日々がたまらなく恋しくなるんだよな

 

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