週刊中年オッサンデー

中年おっさんの趣味や日々のくだらない話

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日帰り銭湯での悲劇 ~温泉へ行こう①

俺は温泉が好きなので、たまに日帰り銭湯に行ってリラックスする。

まあ、普段からカラスの行水と言われてるくらいなので、

そんなにゆっくりと浸かっていられるわけではないのだが、

やはりでかい風呂に入るのは気持ちがいい。

 

サウナで汗を流し、夜空を見上げて入る露天風呂はそれはまた格別だ。

 

そんな気持ちのよい空間ではあるが、たまに気持ちのよくないマナー違反の輩に出くわす。

体も流さずにダイレクトに湯船に浸かってくる奴がいるが、

せめてケツの穴と金玉くらいは洗って貰いたいものだ。

 

ウォッシュレットの後のトイレットペーパーがケツ毛に絡みついて、その残りカスのような物(?)がくっ付いていたりするからだ。

たまに湯船に変な物が浮いてたりするが、この種の類だと思うとがっかりしてしまう。

 

それと、洗い場でシャワーをしながらおしっこするのはまだ許せるが、お湯に浸かった状態での放尿は勘弁してもらいたいものである。気持ちはわかるが...(わかるんかいっ!)

 

たまに塩素臭がきつい湯があるが、あれはおしっこのせいで余計匂いがきつくなるらしい。

ちびっ子プールと同じ匂いがするのはその為なのかな。

 

それから浴槽の縁にトドみたいに寝っ転がっているジジイがたまにいるが、せめてきんたまくらいは隠してもらいたいものだ。

湯に浸かっていて同じ目線にくたびれた物が横たわっていると、いくら同じ物がついているとはいえうんざりしてしまう。

 

確かにコソコソと隠すのは女々しいので、基本俺もモロ出しで浴槽内は移動するが、静止する場面では不快にならないようにとりあえずタオルをかけるように心掛けているつもりだ。

 

…とまあ、ここまではまだ許容できる範囲ではあるのだが、

とんでもない強者に出くわしてしまった事があった。

 

脱衣所で着替えていた時の事。

俺の後ろにいた湯上がりのクソジジイが、いきなり全裸のまま俺の背中に向かって屁をこきやがったのだ。

まだ生乾きのその尻の穴からは、微かにミスト噴射した(...様な気がした)

 

パンツを脱ぐ体勢だった俺は、背中ごと被爆してしまったのだ。

 

『オイッ!!』

 

と思わず威勢の良い声が漏れてしまったが、気持ち的には玉袋を振り乱しながら、そのケツ目掛けてまわし蹴りでも入れたかった。(←振り乱す意味ある?)

 

他人に生で屁をかけられる位、不快で屈辱的なものはない。

かけ湯で念入りに被爆した箇所を流しながら、背中にシミが残らない事を祈った。(屁?)

 

風呂の湯に浸かりながら、俺は色んな事を考えた。

 

これまでの人生、他人に生で屁をかけられた事があったかな...?

子供の頃、兄貴とよくケンカしたけど、さすがに握りっ屁くらいが関の山、生はないよな。

....などと考えていたら、余計に腸が煮えくり返ってきたのだ。

 

『クソォ、あのクソジジイめ...』

 

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『いつかこの(江戸の)敵を長崎で討ってやる!!』

 

と、わけのわからん誓いを立ながら、バブルバスの中で屁をこいてごまかす俺であった。

 

つづく(....のかな?)